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犬の学園 ハッピーナようちえん |
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鳴海 治 園長
ナルミ オサム
OSAMU NARUMI |
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犬の学園 ハッピーナようちえん |
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生年月日:1967年2月27日 |
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出身地:静岡県 |
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血液型:B型 |
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趣味・特技:サッカー |
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好きな映画:ベイブ、ライフ、動物映画全般 |
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好きな言葉・座右の銘:静かなる闘志 |
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好きな音楽・アーティスト:オールジャンル |
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好きな場所・観光地:沖縄 |
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■園長が「ワンちゃんのしつけ」に携わることになったきっかけをお聞かせ下さい。 |
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元々は、ペットショップの店長をやっていました。ペットショップで10年働いた中で、しつけの話は毎日のように飼い主さんに聞かれていたのですが、残念ながらしつけの専門家はいない時代だったんです。訓練士さんはいても、しつけの専門家はいない。では、訓練士さんとしつけの先生の違いは何かといえば、訓練士さんは作業犬を作るための、興奮レベルをあげていく手法なんです。ですが、飼い主さんが望むのは吠えない、落ち着いたワンちゃんになって欲しいということ。つまり、興奮スイッチを下げることからはじめるのが「しつけ」なんですね。しかし、そのノウハウを持っている人がいなかったので、会社に相談して専門の勉強をし、独立開業しました。 |
■パッピーナようちえん開園を決めた理由や、園長のこだわりを教えて下さい。 |
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1997年に「家庭犬トレーニングインストラクターとして独立し、訓練士資格取得後も日本だけではなく海外のレッスンを学び、今の日本のニーズに合ったものをPetShopや動物病院、ホームセンターを中心に『もっと楽しく、より快適に!』をモットーにTVや雑誌でもお伝えしてきました。教室に参加してくださった飼い主さんは10万人をこえます。インストラクターとしてこだわるのは「トレーナーだけが出来るのではなく、飼い主さんも出来る」ということ、これが非常に大事なところなんです。一緒に生活するのは飼い主さんですからね。
ようちえんは4年前にオープンしました(平成19年)。今の日本では色々な物音や人に過敏に反応してしまう、社会化不足のワンちゃんや、ドッグランが増えているにも関わらず犬同士で遊べないワンちゃんたちが残念ながら多いんです。ただ、実は幼児期から教育しなくてはワンちゃん同士を遊ばせることは難しいんですよね。そのため、幼児期からの教育が出来る機関、「犬の学園 パッピーナようちえん」を作りました。もちろん飼い主さんのニーズがあったことも、開園の理由の一つです。 |
■パッピーナようちえんの特徴をお伝え下さい。 |
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当園は「幼犬期の速い成長のペースに合わせた」「予防的教育」に取り組む幼犬専門のしつけ教室です。生後19週までのパピ-犬しか入れないというのも園の特徴ですが、これは咬む強さの加減を教えること、咬んで良いもの悪いものを教えることが、この時期ではないと出来ないからです。この時期までに入園して頂かないと、他のワンちゃんにも危険が及ぶ可能性もあります。皆様に安心して登園していただくために、このように設けています。生後19週までの子でしたら、性別、犬種などの条件はありません。ただし、トレーニングの内容はその子の持つ性格や、経験してきたことによっても変えなければなりませんので、担任制をとっています。 |
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■どんな方が入園させているのですか?また卒園後の感想などはいかがでしょうか? |
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基本的に普通の皆さんです(笑)。特別なにかに駒っているのでも、ステイタスでもなく、ようちえんの必要性が認知されてきているので、「犬を飼ったから社会化の経験させるのならどこがいいのかな」と、インターネットなどで調べて来て下さる方が多いですね。やはり江東区の方、江戸川区の方が多いですが、遠くでは横浜や埼玉、四街道から通って下さる生徒さんもいます。都内で働いている方もいらっしゃいますので、平日は最寄りの駅でワンちゃんをピックアップしてもらい、帰りはようちえんまで迎えにくるという方もいます。
地震に遭った時、ここで教育を受けたワンちゃんたちは後遺症がなかったそうで、飼い主さんからも、「通わせておいて良かった」という声を聞きました。卒園後もここでの教育や経験が活きているのかな、と思いますね。あとは、動物病院に行っても診察がしやすいとか、ペットホテルに預けても褒められるというお話を伺います。 |
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■最後に地域の皆様にメッセージをお願い致します。 |
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飼い主さんがネットなどに書かれていた乱暴なしつけの方法を鵜呑みにしたために、かえって問題になってしまったワンちゃんもいるんです。専門の人にみてもらい、その子にあった方法の引き出しを持つ場所で、一緒に学んで欲しいと思いますね。とりあえず、「是非ともパッピーナを見においで下さい」とお伝えしたいです。当たり前のことを当たり前にやっているだけで、特別なことをやっているつもりはないんですが、ワンちゃんと飼い主さんが楽しく過ごせるための、飼い主さんが飼って良かったと思えるお手伝いは出来ると思います。
また、このようちえんを作った理由の一つでもあるんですが、動物の専門学校はたくさんあるのに、学生さんがトレーナーコースを出ても、トレーナーとして働いている20代の子がほとんどいないという事実があります。世の中のニーズに合った教育をしていないからかもしれないし、年上の方(飼い主さん)に教育しないといけないということで難しい点もあるのかもしれない。だからこそ、私が園長としてここで顔を出すことで若いスタッフたちが先生としてやっていけるところを作りたかったんです。これからもトレーナーとして働こうと思っている若い人たちの力にもなりたいですし、一つの望みになればと思います。
※上記記事は2011.10に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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