|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
荒野 代表 & 江川 講師
アラノ & エガワ
ARANO & EGAWA |
|
|
|
深川美術 |
|
|
|
生年月日:[荒野]1967年2月26日 [江川]1970年5月17日 |
|
|
|
出身地:[荒野]東京都 [江川]栃木県 |
|
|
|
血液型:[江川]B型 |
|
|
|
趣味・特技:[江川]発見(ちょっとした探し物からお酒まで。鼻が利くんです) |
|
|
|
好きな本・愛読書:[荒野]原始生命体としての人間(野口三千三) [江川]物質と記憶(アンリ・ベルクソン) |
|
|
|
好きな映画:[江川]湖のランスロ(ロベール・ブレッソン) |
|
|
|
好きな音楽・アーティスト:[江川]イルス・デイヴィス |
|
|
|
好きな場所・観光地:[江川]日光 |
|
|
|
|
|
|
|
■『深川美術』の概要をお聞かせください。 |
|
【荒野 代表】
『深川美術』は私と妻、そして妻の同級生である江川先生に来ていただき、2002年に設立しました。
『深川美術』では美術の基礎から応用までを少人数制により指導しています。美術教室としてはかなりアカデミックです。
本人の描きたい、作りたいという意志を受け止め、技法も含めてやり取りが出来るというのが私どもの最大の強みだと捉えています。 |
■江川さんのこれまでの歩みについてお聞かせください。 |
|
【江川 講師】
やはり小さい頃からなにかしらやっていたと思います。描いたり、何かを作ってみたり。それが長じて最初はデザインから始まり、やがて美術というものに意識が向くようになって東京藝術大学で油画を専攻しました。
その後、代々木ゼミナールで油画の講師を務め、荒野先生に声を掛けていただいて、現在に至るという感じです。こちらには受験生を始めとして、ご年配のおじいちゃんからお子さんまで「作りたい」という意志を持った幅広い世代の方が生徒さんとして見えています。お子さんを教えるというのはこちらが初めてなのですが、それと同時に私自身も勉強をしているという感覚がありますね。 |
■お二人が教えるということについて、注意されている点をお聞かせください。 |
|
【江川 講師】
こう描けばこうなるという風にはさせたくありません。型にはめるということをさせたくないんです。
まずは作りたいものを自由に作ってもらう。ここでは決まったカリキュラムというのはなく、作り方というものも最初は教えませんので、戸惑う人は戸惑うのですが、そこは非常に大事な部分だと考えています。
【荒野 代表】
作りたいもののイメージがあって全てが始まるんです。それは自分の熱であり欲求と言い換えても良い。
自分が表現したいものがある、というのが前提で、心から望むからこそ、技法というものが身に付いていくんだと思います。
【江川 講師】
カルチャースクールでよく拝見するのが同じような絵がずらっと並ぶ光景です。おそらく、先生が同じ教育をされているからだと思います。それらの絵は一見、上手いと評価されるかもしれませんが、そこにクリエティブな要素はありません。
ここの生徒は形なんかは確かに拙いかもしれない。でも、絵としては面白かったり、その人の個性がちゃんと見えている。理想は、同じモチーフで油画を数人で描いたとして、全てが違う絵であること。その人その人、自分らしい絵になっているというのが理想的だと思っています。 |
|
■荒野さんのこれからの歩みについてお話しください。 |
|
【荒野 代表】
“作る”というのはそもそも自分のイメージを如何に上手く伝えるかということだと思います。作り込むというのがそれですね。自分のイメージをそのまま出したところで、それが相手に伝わるとは限らない。だからこそ伝える技術を磨くんであって、美術という言葉の『術』という字の意味もそこにあると思うんです。
映画にしたってそうです。2時間なら2時間なりの作り込んだ世界で観る人を上手に騙してくれるわけですよ。夢、見させてくれるくれるわけです。
まだまだその道の途中ですけど、夢を魅せれる人になりたいと思うし、生ある限りその探求をやめようとは思いませんね。 |
|
■最後に地域の皆様にメッセージをお願い致します。 |
|
みんなが横並びでいる安心感というのか、多数のものに従っていればラクはラクだと思うんですが、何か事が起こった場合、自分で判断出来るんだろうかと思うことがあります。そういう状況に陥ってもまだ、誰かの意見を待っているんじゃいか・・・という気がするんです。
絵を描くということは自分の眼で見て、自分の感覚を出すということです。是非皆さんには目利きになってほしいと思っています。誰しもが心を持っているわけで、それを美術という形で出したいということであれば、私たちが手伝えることもまたあると思っています。
『深川美術』では「美術をやりたい」という方を歓迎します。そこに経験は関係ありません。やる気の溢れた方であればどなたにも情熱と誠意を持って教えていくことを続けています。
※上記記事は2012.3に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|