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伊佐 裕子 代表
イサ ユウコ
YUKO ISA |
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Make 裕 美容室 |
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生年月日:10月16日 |
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出身地:青森県 |
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血液型:A型 |
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趣味・特技:水泳、映画鑑賞 |
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好きな本・愛読書:美容関連書籍、ビジネス本 |
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好きな映画:邦画全般 (SPACE BATTLESHIP ヤマトなど) |
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好きな言葉・座右の銘:努力 |
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好きな音楽:K-POP |
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好きな場所・観光地:海、京都、奥入瀬渓流(青森県) |
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■この道を志したきっかけや、お客様に対しての心掛けをお聞かせください。 |
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小学校3年生くらいの頃、姉と一緒に初めて美容室に行ったのですが、そこで働くスタッフの人達が別世界の人に見えたのを覚えています。「なんてキレイな人達なんだろう」ってそう思ったんです。私も大きくなったらこの人達のようになりたいと思うようになり、その気持ちをずっと持ち続けていたんです。
お客様によっては、自分の思っていることを私達になかなか伝えにくいという方もいらっしゃいます。出来るだけお客様が話やすいような雰囲気を作ることも大事ですし、お客様に合うスタイルをこちらから提案していくことも必要になってきます。
お客様に喜んでいただけなければ何にもなりません。自分の提案をただ押しつけるようなことがあってはなりませんし、お客様と一緒になってスタイルをお作りし、その方が心から素敵と思ってもらえるように努めていきたいと考えています。 |
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■伊佐さんが現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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美容学校を卒業し東京に出てきたのですが、最初はギャップを感じて戸惑うばかりでした。自分は美容師をやりたくてここにいるのに、お手伝いさんのような仕事ばっかりって思ってたんです。
18を過ぎたばかりの頃ですから修行がつらいと感じる時期ですよね。しかし学校の紹介で来ていますので、実家に帰る訳にもいかず、結局そのお店が無くなるまで5年くらいお世話になったんです。
専門学校で再度、学び直したのはその後のことです。技術に特化した2年間の育成コース。カット、着付け、アップに関して重点的に学びました。美容の世界への気持ちを新たにした時期でしたね。
育成コースを終了した後、『家庭画報』や『主婦の友』といった雑誌やファッションショーに出演するモデルさんの髪をあつかう美容院に入りました。
ファッションショーは何分何秒の世界なんです。洋服のデザイナーの注文を頭に入れて、モデルさんの好みを考慮し、次々に作品を作らないといけない。そんなこんなで、あの頃は本当に走ってましたね(笑)。あの期間に勉強と実践を重ねたことで自分の技術の幅を膨らませることが出来ました。
その後は、もっと色々な美容師の世界を知っておいたほうがと良いと考え、一般の美容院にお世話になることにしたのですが、それまでに培ってきたことが一般の美容院では通用しないことも多々あったんですね。その時は私がやってきたことは何だったんだろうってとても悩みました。しかし、今まで頑張っていたことを無にしないためにも、もう1回イチから頑張るつもりで取り組み、1995年の1月18日に当店(Make 裕)をオープンしました。この日は亡くなった子供の命日になります。
勤めていた美容院ではコンテストという新たな目標も見つけ、それまで以上に忙しい日々を送っていた時期もありました。しかし仕事に夢中になるあまり、お腹にいた赤ちゃんを犠牲にしてしまいました。
その時に絶対に自分のお店を持とうと決めたんです。お母さんが頑張ってきた証をあの子に見せたい。あの子に対する恩返しだったんです。あの時の気持ちがあったからこそ今があるんだと思っています。 |
■スタッフ達にはコンテストを奨励されているとお聞きしましたが? |
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コンテストなど、挑戦するものが存在するということは私にとってプラスだったと思います。
美容師は究極を求めるもの。ただ温床に浸ってずっと続けていても成長はないと思うんです。何かしら挑戦を続ける姿勢が大事だと考えています。お客様には技術を提供するわけですから、その技術は常に磨いておかなければならない。時代の流れを捉えるためにもコンテストは必要なものだと思っています。
スタッフにはコンテストに出てもらうことを条件にしてお店に入ってもらっています。
単純にスピードが早くなるという要素もありますけど、目標があってそれに集中することで伸びるものがあるんです。何かを越えることで見えてくるものがある。一人一人が持っている良いものを引き出すことが出来てくるんですね。
我々の世代も若い子達から学ぶことは多くあります。頭ごなしに私達の考え方やスタイルを押しつけるのではなくて、お互いに学び合うという姿勢が大事ですね。これでいいと思ってしまってはダメなんです。我々は職人ですから、一生学び続けるようでないとね。 |
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■アレルギーやストレスにより、使用する薬剤も変えるとのことですが? |
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髪に使用する薬剤は新しいものが次々に登場します。その時代に合ったものを取り入れる姿勢はもちろん大事なのですが、まず地肌に良いのかどうか。毛根に良いのかどうかを調べて使用するようにしています。
お客様によっては薬剤をチョイスすることも重要な点です。特に若い方に多いのですが、モノによってはかぶれの原因となってしまう薬剤もございます。特に若い方には寝不足やあらゆるストレス。それから食生活の変化によって免疫力そのものが低下してしまっている方が多いんですよ。
当店ではその方の髪に合った薬剤を用い、地肌の健康を第一に考えて施術をおこなっています。アレルギー等でお困りの方は是非ご相談ください。 |
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■最後に地域の皆様へメッセージをお願いします。 |
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七五三や成人式などで着物に洋風な髪をされている方を多く見かけるようになりました。そのスタイルはスタイルだと思う傍ら、せっかくの晴れ着には和の髪を結っていただきたいという気持ちもございます。
若い世代に伝統的なものを残すことで、これからは恩返しをさせていただければと思っております。皆様のお越しをスタッフ一同心よりお待ちしております。
土日に限り無料送迎もおこなっております。お店までお越しになるのが困難という方や式場までせっかくのお召し物を崩したくないという方はどうぞお気軽にお申し付けください。
※上記記事は2011.1に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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