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河田 啓子 副院長
カワダ ケイコ
KEIKO KAWADA |
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しんせい心のクリニック門前仲町 |
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出身地:広島県 |
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好きな本:小説 |
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好きな映画:ローマの休日 |
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好きな音楽・好きなアーティスト:色んなジャンルの音楽を聴きます |
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好きな場所・好きな観光地:海の見える場所 |
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■普通の大学生から、精神科の医師に |
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高校生のときになりたかったものは、“大学生”でした(笑)。ですから、一旦は一般大学に進み、そこで初めて、「では何をやりたいのだろう」と考え始めたということなんです。そんな折り、近しい方が病に倒れました。当然のことながら、当時の私は何も力になれなかったわけですが、その体験から医師を目指そうと考えるようになったのです。
緩和ケアやペインクリニックに興味があったため、宮崎大学医学部卒業後は精神科と麻酔科のどちらにしようかと悩みましたが、最終的には患者さんとしっかりと向き合うことができる精神科を選びました。精神科は患者さんとお話することが基本となります。患者さんが何を思い、どのように生きてこられたのかをお聞きしていいく中で、患者さんの人生の一部に寄り添えること、医師としてサポートできることに大きなやりがいと感じています。
これまで大学病院や総合病院精神科、精神保健福祉センター、精神科病院で勤務し、精神科・心療内科の臨床に幅広く携わってきました。その経験を生かし、こころの専門家としてより身近な立場で皆さんのお役に立ちたいと思い、クリニックを開業することになりました。
『しんせい心のクリニック 門前仲町』は、私と、病院勤務時代の上司である安齋院長との2人体制で診療をおこなっています。患者さんは周辺にお住まいの方がもちろん多いのですが、東西線 大江戸線の通勤途上で通われている方も少なくありません。私が女性ということも手伝ってか、10代から60代の女性を中心に幅広い層の方が来院されています。 |
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■専門的・客観的立場から的確な診療を心掛けて |
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問題の真っただ中にいる方の多くは、客観的に物事を見ることが出来なくなっています。ですから、まずは患者さんのお話をよく伺った上で、客観的な立場からアドバイスをさせていただくことになります。そこには、外での振る舞い方や、会社や学校側とどう交渉されたほうがいいといったような環境調整的なことも含まれます。状況や病気によっても異なりますが、その上でお薬を補助的、もしくはしっかりと使っていただいて改善を目指していくことになります。
1つ言えることは、病気によってはお薬を使わないと治らないこともあるということです。「薬はどうしても使いたくない…」という方もおられますが、その場合にはしっかりお話をし、関係性を築いていく中でお薬を飲む意味を理解していただく方向に持っていきます。ご本人の意志を尊重するあまり、お薬を使わないで症状が悪化するとなると、それは本末転倒です。本当にお薬が必要かどうか。その見極めについては、さまざまな場所で経験を積み、しっかり出来るとという自負を持っています。 |
■女性のライフステージに寄り添った診療を |
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女性のお悩みはライフステージによって変わっていくもの。私自身、実際に子供を持つまで子育てがこんなに大変なものだとは思ってもいませんでした。産後のホルモンバランスの変化による産後うつや、核家族化が進み孤立した子育てに不安を持たれている方も少なくないかと思います。仕事と子育ての両立、子供の成長とともに生じる様々な問題。また、夫婦関係の問題であったり、介護の問題であったりと、女性のお悩みはライフステージに左右されやすいという特徴もあります。そういった女性のお悩みに対して、臨床経験だけでなく、自分自身の体験も交えて親身に対応していけたらと思っています。
女性のメンタルヘルスは得意分野といっていいかと思いますが、かといって女性だけを診るというわけではありません。ビジネスマンの方の場合、「男性の先生だと上司に話をしているようだけど、先生なら弱音を吐きやすい」といったお声をちょうだいすることもあります。どうぞ男女問わず、気軽にご相談にいらしていただきたいですね。 |
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■これから受診される患者さんへ |
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ご自身の悩みはもちろんのこと、当院ではご家族のご相談も承っています。
発達障害、引きこもりなどのお子様の問題、認知症や介護といった親の問題を、誰にどこに相談していいかわからない・・・そのようなご家族のお悩みについてもお一人で抱え込まず、お気軽にご相談いただければと思います。
※上記記事は2018年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。 |
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