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劉 瑞芹 院長
リュウ ズイキン
Liu rui qin |
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平和記念医院 |
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出身地:中国 |
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趣味:絵を描くこと |
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好きな本:歴史もの、旅行関係の本 |
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好きな映画:コード・ブルー |
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好きな言葉・座右の銘:マイナスの事でも頑張ればプラスになる |
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好きな音楽:オールジャンル |
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好きな場所:北海道と沖縄 |
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■母を助けてあげたい。その想いが医師を目指すきっかけに |
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私が1歳の時、父が病気で亡くなり、母に女手一つで育てられました。母は、喘息で夜中じゅう咳をしていて、とても苦しそうな姿が今でも忘れられません。私は幼心に「母を助けてあげたい」と思い、それが医師になる最初のきっかけだったと言えるかもしれません。何か人の役に立ちたい、困っている人を助けたい。そんな風に考えながら学生時代を過ごし、高校2年生のときには医師になることがはっきりとした目標になりました。
医療先進国である日本に来ることは、医師になる前から心に決めていたことでした。そのため、医学部も日本語クラスで学び、卒業後はベッド数1500床を誇る黒竜江省中日友好病院で救急医療や内科全般の診療を経験しました。2002年、笹川医学奨学金制度に恵まれ、日本に来ることができました。 |
■日本と中国で20年あまり、幅広く経験を重ねる |
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初めて日本を訪れた当初は、東邦大学で1年間の研修予定でしたが、さらに学びたいと考え、順天堂大学の大学院に籍を置きました。2008年には日本の医師免許を取得し、2010年頃まで日本で生活していましたが、最愛の母を看取るため、一度中国に帰りました。それでも、再び日本に戻るまでの5年間は、上海にある日系クリニックで幅広い症状を診て、日本語での診療にも磨きをかけました。
再び日本で診療するようになったのは、日本における国際的なクリニックの立ち上げに参加するためでした。これまで中国と日本で20年あまり診療し、内科・皮膚科・小児科など様々な経験を経て開業した当院では、一人でも多くの患者さんに喜んでいただけるような診療をして行きたいと考えています。 |
■西洋医学と中医学(漢方医学)を融合し、あらゆるニーズに応える |
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今は診療科目が細かく分かれていて、「喘息のお薬はここ」「高血圧のお薬はここ」「皮膚トラブルの相談はここ」という感じに、クリニックをいくつも掛け持ちして受診なさっている方が少なくありません。さらに、泌尿器系の症状があれば泌尿器科がプラスされ、メンタル面のお悩みがあれば心療内科がプラスされて、ひと月のほとんどを病院通いに費やしている方も多いのではないでしょうか。
私が解決したいと思っている一つが医療機関を受診する際の煩わしさで、当院では私が対応できる範囲で、できる限りの診療をしたいと思っています。そしてもう一つ、たとえ「病名」がつかないような症状であっても、患者さんの不快感や不調が改善するように力を尽くしたいと思います。幸い、私は日本と中国の医師免許を取得しているほかに、中医学(漢方医学)の知識や経験も有しています。いろいろと検査をして、数値に異常はみられないけれど、何らかの不調を感じていらっしゃる。そんなお悩みを抱える患者さんについても、西洋医学と伝統中医学の双方からアプローチできますので、ぜひご相談いただきたいと思います。 |
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■海外経験をいかして、日本語・中国語・英語による診療に対応 |
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西洋医学では、咳の症状があれば咳を鎮めるお薬を処方しますよね。しかしながら、咳の要因はさまざまで、アレルギー性のものか、乾燥によるものか、炎症によるものか体質の問題かなどで、治療法が変わってくるものです。そのため、症状を長引かせず・再発させないためには咳の原因を正しく特定して、それに即した治療をすることが大事なのです。当院では、一般的な診察に加えて、脈診や舌診、体質判定などをおこなって、病状の原因を探り、適切な診断と治療につなげています。漢方薬などをお出しすると、患者さんが「随分よくなりました」と喜んでくださることも多く、私としても嬉しく思います。
西洋医学と中医学(漢方医学)の融合に加えて、私自身が日本と中国それぞれで診療してきた経験も大きな強みです。最近は、日本で暮らしたり、観光のために来日したりする外国人が増えていますけれど、中国語と英語での診療に対応することで、そうした方々を手助けできるのではないかと考えています。また、もしも中国をはじめ海外に赴任なさる方がいらっしゃいましたら、現地の日本語対応クリニックや必要な予防接種、中国語や英語の診断書など、できる限り対応したいと思いますので、何かお困りのことがありましたらご相談ください。 |
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■これから受診される患者さんへ |
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『平和記念医院』は、「清澄白河駅」B2番出口から歩いて6分ほどの場所にあります。
私がこのクリニックを開業したことを知って、かつて診療していた大阪から足を運んでくださった患者さんがいらっしゃいました。私がご提供する医療を信頼し、励ましの言葉をかけてくださる患者さんの存在は何より有り難いものですし、これからも皆さんのご期待に応えながら診療面の充実を図っていきたいと考えています。患者さんが訴える症状だけを診るのではなく、その方の全身を診て、一人ひとりに適した治療をご提案したいと思います。病院は、「病気を診てもらう所」とお考えの方も多いでしょう。でも、症状が進んで病気になる前、「未病」の段階でご相談いただければ「健康」な状態に戻るのも早いです。どのようなお悩みにも、何らかの答えを示すことができるかと思いますので、ぜひご相談いただきたいと思います。
※上記記事は2020年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。 |
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