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森川 保 院長
モリカワ タモツ
TAMOTSU MORIKAWA |
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森川歯科医院 |
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生年月日:1958年9月1日 |
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出身地:東京都 |
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血液型:A型 |
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趣味・特技:読書、ゴルフ |
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好きな本・愛読書:三国志 |
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好きな映画:アクション系 |
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好きな言葉・座右の銘:努力 |
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好きな場所・観光地:北海道 |
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■院長先生がこの道を志したきっかけをお聞かせください。 |
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小さい頃は大工になりたかったんです。実家は自営業で洋服店を経営していまして、親戚にも歯科医師はいませんでした。そのような環境で育ったのですが、実は父親が歯科で苦しんだ人だったんですね。私が高校生頃には、父は総義歯でした。その両親の勧めもあり、歯科医師になろうと思ったんです。私自身も父親が歯科で苦労している姿を見ていましたので、自分が歯科医師になって、父親と同じように歯科で苦しむ人を助けてあげたいと思ったこと、それがきっかけですね。
歯学部に入ったものの「こんなはずじゃなかった」と思いました(笑)。歯学部なのに毎週の体育の時間には8キロマラソン、雨だったら体育館で負け残りのバスケットボールの試合。負けたら延々とコートでバスケットボールをするんですよ。「体育大学に入ったんじゃない!」なんて、皆、言っていましたよ(笑)。体育の先生曰く、「歯科医師も体力勝負だ」だそうで、おかげでずいぶんと走らされ、鍛えられました。 |
■歯学部をご卒業後、現在に至る経緯をお聞かせ下さい。 |
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卒業後には、女子医大の口腔外科に在籍しました。開業する気はなかったんです。当時はずっと大学に在籍しているつもりだったんです。ですが、妻との結婚を機に歯科医院を開業することに決め、二人で歯科医院を作り上げていこうと二人三脚でやってきました。開業したのは1987年5月ですから、今年で23年目です。
私は勤務医の経験がなかったものですから、開業のイメージもなく開院したものの、開院と同時に地元の患者さんがたくさん来て下さったんです。ですから、患者さんのおかげで助けられた医院でもあり、患者さんと共に成長してきた医院なんです。 |
■院長の診療に関するこだわり、やりがいについて教えて下さい。 |
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私が患者の立場になった時に、どのような治療をして欲しいか、どうすれば怖くないか、痛くないかを常に考えています。
そして、誰に対しても「丁寧な治療」にこだわっています。診療科目に関しては外科が得意分野ではありますが、やはり開業医ですから何でも出来る、オールラウンダーでありたいですね。また、患者さんの負担にならないように、保険内での診療を第一に心がけています。
治療に恐怖を感じている患者さんもまだまだいらっしゃいますが、治療後に「痛くなかった」と感謝された時は嬉しいです。一番辛いのは痛みがある状態ですから、その状態から解放してあげることで、患者さんからの「痛くなくなった」と言われるのは、私のやりがいにつながります。 |
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■患者さんを診て、日頃、院長が感じられることをお聞かせ下さい。 |
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当院に来院される患者さんを診ての私の感覚ですが、明治・大正生まれの方の方が歯が強い気がします。もちろん、個人の資質の問題もあるのですが、戦前の方の歯は強いなぁと感じます。硬いものを食べていたとか、カルシウムを摂っていたとかが要因なんでしょうかね。
当院で診ている乳幼児に関して言えば、しっかりされているお母様方が多くて、虫歯がない子の方が多いです。虫歯がなくてもフッ素塗布に連れてくるとか、定期健診を受けさせるとか、お子さんの歯についての関心を持っているお母様がいらっしゃるので、この点は歯科医師として安心しています。
幼稚園などでの歯科検診も行っていますが、今の子供たちは本当に両極端で、8:2割合で虫歯がない子が多いんですよ。少数ですが咬合が崩壊している様な、大変な状態になっていることがあります。やはり、お子さんが小さいほど、親の関心度の問題ではないかと私は思います。
毎年、歯科健診をすれば、虫歯で引っかかった時に「治療を受けましょう」という勧告書が渡されるはずなんです。関心のあるお母様方は直ぐに歯科医院に連れて行くでしょうし、治療を受けさせるでしょう。ですが、その勧告書を放置する、虫歯を治療させない、その結果、お子さんの口の中は虫歯だらけになるというのは、一種のネグレクトではないかと私は思います。お子さんが「痛い」と言わなければ歯科医院に連れて行かないというのは、やはりお母様の関心度の低さだと思いますね。お子さんの歯を守ってあげるためにも、お母様方には強い関心を持って頂きたいと思います。 |
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■最後に地域の皆様へメッセージをお願いします。 |
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お母様にお願いしたいのは、「自分の歯だと思ってお子さんの歯に関心を持って下さい」、ということです。私とお母様で「お子さんの歯を守る」、そのような気持ちを持って治療にあたっていますので、お子さんの口腔内の悩みがあればお気軽にご相談下さい。また、歯科の定期検診なども怠らずに、しっかりと見てあげて欲しいと思います。
定期健診に必要性に関して言えば、年代に限らず、皆さんに受診して頂いて、歯の健康を守って頂きたいと思います。
歯科医院としても、時代遅れな歯科医院にならないように、常に研鑽し設備の更新をして、万全の態勢で患者さんの治療にあたることが出来るようにしています。
歯科医院はなかなか敷居が高いところかもしれませんが、これからも地元の皆さんがお気軽に来院出来るように心がけ、地域密着型の歯科医院として地域医療に貢献していきたいと思います。
※上記記事は2010.11に取材掲載したものです。
個人の主観的な評価や情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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