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中澤 章 院長
ナカザワ アキラ
AKIRA NAKAZAWA |
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中澤歯科クリニック |
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生年月日:1958年1月6日 |
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出身地:長野県 |
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血液型:A型 |
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趣味・特技:学生時代はヨット部で、今も年1回愛知県の蒲郡で開かれている学生の全国大会に応援に行ってます |
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最近面白かった本:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら |
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好きな映画:SF |
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好きな言葉・座右の銘:継続は力なり、変化に対応する |
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好きな音楽・アーティスト:ヒーリングミュージック、サザンオールスターズ、ビートルズ |
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好きな場所・観光地:歴史的な都市や街並み |
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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昼間にものすごい数の患者さんを診察し、夜は夜で救急の患者さんがいたら自転車で遠くまで往診に行く。郷里の長野で祖父はそうした町のお医者さんをしていたそうです。いつも働き詰めで、それがもとで身体を壊したくらいだったそうですが、非常にやりがいのある仕事として誇りを持ってやっていたと聞きました。
私が物心がつくころには祖父は亡くなっていたのですが、私もまた人の役に立てる、そのような仕事に就きたいと思っていました。
手を動かしたりモノを作ったりというのが好きで、学校では理科系のクラブに所属していました。
手先の器用さが要求される歯科医師を志すようになったのは、小さい頃からの趣向が長じたようなものかもしれません。
東京歯科大学に16年余り勤務したのち、『中澤歯科クリニック』を当地に開院いたしました。
大学在職中は東京歯科大学歯科補綴(ほてつ)学第二講座講師・東京歯科技工専門学校講師として、 また日本補綴歯科学会専門医・指導医として、『審美歯科』『義歯』『歯の噛み合わせ』『インプラント』など、歯科補綴学を専門分野として研鑽を積んでまいりました。 |
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■治療方針についてお聞かせください。 |
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虫歯ができたから歯医者さんに行く。だけでなく、時代の移り変わりと共に、より快適に。より健康に。患者様達の意識も変わってきています。本来ある歯の色やカタチを治療に求められる方が多くなってきました。私どもとしてはそうしたご要望に対して提供出来るものを持っていなくてはなりません。
私が技術開発の段階から関わっていた『ポーセレンラミネートベニア法』という治療法がございます。この治療法以前、セラミックの被せものをする際は、歯の周りを360度ぐるっと全部削る方法が一般的でした。
それに対して『ポーセレンラミネートベニア法』は歯の表面を片面薄く削るだけで、被せものを装着することを可能としました。それまでの被せものとは違い、裏側に金属が入っておらず、より自然な質感も得られるようになったのです。
MI(ミニマム・インターベーション)という考え方があります。最小限の介入をもって治療にあたるという意味ですが、虫歯を治療する際、歯を出来るだけ削ることなく、やむを得なく削るに場合も最小限にとどめるということです。
歯を削れば削るほど噛み合わせを変えてしまう可能性が出てきます。「いままでと違う」噛み合わせがお口の中全体に影響を及ぼしてくるのです。いかにして見た目と機能、その両方を損なわないようにするか。最新の技術を導入して、この課題に取り組んでいきたいと考えています。
また、インプラントは大学病院インプラント科の臨床教授の先生、矯正は大学病院矯正専門医の先生と、各分野のエキスパートをお招きして、チーム一丸となって診療にあたっております。 |
■歯科用CTについてお聞かせください。 |
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今までのレントゲンというのは端的に申しますと「影絵」、です。平面の影絵ですから3次元的な構造は想像する以外にありませんでした。それを見ることを可能にしたのが歯科用CTです。
例えば歯の根っこの治療をする場合でも、個人によって異なる複雑な根っこの状態を鮮明に見ることが出来ますので、より確実でスピーディな治療をおこなうことが出来ます。
一般のお医者さんの世界で、CTやMRIなしでの最終的な診断は難しくなってきています。どこにどういう病巣があるかというのはレントゲンだけでは難しい面があります。
歯科の診療にもそれが活かされる時代が来たということになります。今、インプラント治療においては術前のCT診断は必須といわれています。患者様にも撮影のためだけに遠くの大学病院に行っていただくのは大変申し訳ないと思っていましたので、真っ先にCTを導入しました。
より安全でより確実な治療を実現すべく、新しい時代の良質な歯科医療を提供していきたいと思っています。 |
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■診療の際に心がけていることをお聞かせください。 |
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患者さんにとって最適な治療方法を検討し、ご理解を得て治療をおこなっていきたいと考えています。
例えばご年配の方ですと、この先体調を崩されて容易には歯科に通えなくなることも考えられます。そういったことも考慮し、今のうちにメンテナンスの楽な入れ歯に変えることを提案する。その方のライフサイクルを考えていま出来ることをやっておく。などといった具合に自分の腕が動く限り、責任を持って生涯にわたってお付き合いしていきたいと考えています。
地域の中で出来ることを考え、一緒に歩み、一緒に年を取っていきたいと思っています。 |
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■最後に地域の皆様へメッセージをお願い致します。 |
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杉並区では試みの1つとして、区内の2つの学校に歯磨きのための洗口コーナーを設置したそうです。新型インフルエンザが猛威を振るっていた時期だったのですが、結果として洗口コーナーを設けた学校だけが学級閉鎖という事態を大幅に免れることが出来、注目されています。
お年寄りの方の死因で多い肺炎に関しても、お口の中をキレイな状態にすることで予防につながるというデータもあります。お口の中のケアをすることで、歯だけでなく、未然に防げる病が沢山あるということです。
ご自身の歯を長持ちさせるためには、歯科医院で歯石を取るプロフェッショナルなケアも必要なことですが、やはり日頃のセルフケアが大事になります。患者の皆様にも、自身のお口の健康に興味を持っていただき、頑張って歯磨きをしていただければと思います。
当院はそのためのパートナーとして皆様のお手伝いができれば幸いです。
※上記記事は2011.2に取材掲載したものです。
個人の主観的な評価や情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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