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小倉 弘章 院長
オグラ ヒロアキ
HIROAKI OGURA |
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六地蔵クリニック |
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出身地:東京都 |
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趣味・特技:ネットゲーム |
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好きな本・愛読書:海外ミステリー D・E・ウェストレイクやR・B・パーカーなど |
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好きな映画:天国から来たチャンピオン(ウォーレン・ビーティーのほう) |
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好きな言葉・座右の銘:国手の理想は常に仁なり |
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好きな音楽:ソウル、R&B |
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好きな場所・観光地:バリ(イスラムが剣呑になってからは行く気がしませんが) |
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■院長先生が医師の道を志したきっかけをお聞かせ下さい。 |
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中学の頃には医者になりたいと漠然と考えておりました。「なぜ医者だったのか」をお答えするのは難しいのですが。面白い話がありましてね、随分前に父が檀家の寺のお坊さんから「小倉さんのお宅は代々の大きなお家ですがお医者さんが一人も出ていません。一人ぐらい医者にされてはいかがでしょう」と言われたというんです。それがあってかどうかは定かではありませんが、結果的に私が親族中では始めての医者になりました。私の父は時計職人でした。二男の私が時計屋を継ぐことはないと思っていたのかもしれませんし、今思い返せば、もしかして母の意向があったのかもしれません。 |
■院長が脳神経外科をご専門に選択された理由を教えて下さい。 |
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学生の頃から勉強する中では神経が面白くてですね、神経を診る科をやりたいと思っていたんです。神経を診る科は精神科、神経内科、脳神経外科の三つがありますが、外科をやりたいと思った私はおのずと「脳神経外科」を選びました。手術をしたかったこともありますが、脳卒中などのような病に速戦即決で向き合い、果断に物事を判断する、そのような緊張感のある現場に身を置きたいと思ったことも理由の一つですね。 |
■大学病院の第一線でご活躍された院長が開業を決断されたのはなぜでしょうか? |
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98年になりますが母の一周忌の際に父にも「そろそろ年齢的にも独立して開業することでも考えないか」と言われました。その時期は外科医として脂の乗り切った時期で教授にも後輩にも患者さんにも恵まれて大学病院でメスをふるっていたんですがね。まあそういわれてからは漠然と将来の身の振り方は開業、と考えていました。
開業に至る直接的な理由はいくつもあるのですが、わかりやすい理由をお話しすると、私の目が悪くなったことです。白内障と網膜剥離の3回の手術をしてそろそろ肉体的な限界がはっきりと身にしみてきた、ということです。大学病院のような組織の中でこれ以上、上に登ることを望んでも幸せはなさそうでしたし。
江東区内で脳神経外科を標榜している医療機関は、順天堂東京江東高齢者医療センター、立川病院、藤崎病院など7つの施設で(2011年1月現在)、脳神経外科を第一に標榜している南砂町クリニックだけです。人口60万に対して「脳神経外科」がこれだけなんて、江東区は医療過疎の地域なのではないでしょうか。どのような医療を展開して行こうかと考えた際に、地元の皆様のための簡便な医療を提供して皆様を守りたいと思ったことが一番の開業決断に至った理由だと思います。 |
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■充実した設備を揃えられた院長のお志しをお聞かせ下さい。 |
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全身用CTスキャンは、いつでも即日検査できる体制をしいております。頭部外傷や頭痛など患者さんで頭部の検査を希望される方にはすぐにその場で検査を行っています。特に小児などでは5秒間で脳の検査が終了できる高速スキャンが可能で、私どものようなクリニックには欠かせない機器の一つです。X線撮影装置も、電子カルテと連動した画像システムにより高速表示が可能なので、診察にお待たせしません。
脳卒中などを起こせばまずは近くの診療所、続いて大きな病院で診てもらいますが、現在の医療体制では病院での長期的な入院治療は無理です。患者さんが退院後も、地元で治療していくための受け皿が必要となるんですね。私どものクリニックが病の入口の部分で、適切な検査・診断すればその後も適切な診療が受けられます。ありがたいことに近隣にいくつかの連携病院があります。その後病院から退院し、自宅に戻った際にはクリニックが出口の部分にもなります。この出口の部分で、リハビリをしながら病状を観察していくことができれば患者さんもより安心することが出来るでしょう。患者さんをトータルでケアするためにも、これらの機器と人材を揃えることは必要なことだと考えています。
クリニックではなかなか揃えられない大きな診断機器が数多くあるのも、140坪という土地の広さがあったからですね。ここは父が所有していた土地でして、開業のために用意していてくれていたんです。開業当初は本当に五里霧中で心配もさせてしまいましたが、色々な面でバックアップしてくれて、本当に感謝しています。 |
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■最後に院長から地域の皆様にメッセージをお願い致します。 |
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脳神経外科で重要な部分は脳だけではありません。脊髄(首と腰)や血管も重要になります。うちにも「腰が痛い」と、多くの患者さんが訴えていらっしゃいますが、諦めて欲しくないと思います。中には重篤な疾患があって、早めに対処しなくてはならない場合もあります。頸椎疾患、腰痛疾患に関しては、非常に多くの患者さんを診ています。整形外科の病院でも研修を積み、主に膝と肩の治療を勉強させて頂きました。こちらの治療にもたくさんの患者さんがいらしております。お悩みの方は是非ご相談下さい。
脳神経外科の範疇はそれのとどまらず末梢神経の問題、痛みやしびれなども喜んで診ます。どんな痛みでも、どんなしびれでも理由はあるのです。これらは我々、脳神経外科医の専門ですから、諦めずに「理由を見つけに」南砂町クリニックへお越し下さい。
※上記記事は2011.3に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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