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木場 克己 コバメディカル・ジャパン代表
コバ カツミ
KATSUMI KOBA |
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こば鍼灸接骨院 |
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生年月日:1965年12月26日 |
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出身地:鹿児島県 |
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血液型:A型 |
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趣味・特技:仕事と飲むこと |
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好きな雑誌:Tarzan |
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好きな映画:007シリーズ |
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好きな言葉・座右の銘:努力は裏切らない |
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好きな音楽・アーティスト:FUNKY MONKEY BABYS[トレーナーをやっていたので(笑)] |
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好きな場所・観光地:ザルツブルグ(オーストリア) |
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■木場先生がトレーナーの道を志したきっかけをお聞かせ下さい。 |
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自分もずっとスポーツをやっていましたが、怪我をしたことがきっかけですね。格闘技をやり、オリンピックや体育の先生目指していたのですが、腰椎圧迫骨折のために諦めざるを得なくなり、それならば体を治す方に進もうと、医療の道に進んだのが最初です。鍼灸師、柔道整復師と資格を取りましたが、その頃は「トレーナー」という仕事もあまり世に出回っていないですし、私も一般の方を治すつもりで取得した資格でした。転機は整形外科に勤めていた時に、スポーツ選手と出会う機会に恵まれたことですね。とある選手がシンスプリント(スポーツ障害)でやってきたのですが、私はそれについて知らなかったんです。それを学生の女の子が答えたことで、スポーツ障害というものも勉強しなくてはならないなと思ったんですね。整形外科にはその他にも多くのスポーツ選手が来ていましたから、選手と交流する中で「スポーツトレーナー」という仕事も良いなと思うようになり、 日本体育協会アスレティックトレーナー資格、健康運動指導士資格も取得したんです。そして1995年にFC東京のヘッドトレーナーになり、トレーナーとしての活動を本格化させました。 |
■スポーツ選手に関わる際に心がけていること、選手とのエピソードを教えて下さい。 |
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心がけていることは、痛みはその人にしか解からないので、その痛みをこちらで察知してあげることですね。例えば、24時間の生活の中でどんな時が一番痛みが酷く、どの時なら一番動きやすいのか、一日のサイクルの中での痛みの動きを察知し、その人その人に合った生活の中での指導をするようにしています。
長友選手※(以下、佑都)と会ったのは、FC東京の特定強化指定選手に選ばれた時に、「サッカーが出来る体にして欲しい」と言うことで私のところに来たのが最初です。その時にチェックをしたところ「ヘルニア」の症状があり、体幹が弱いことがわかりました。そこで柔軟性を高めることと、痛みを取るための作業を行い、その後、外から固めたような筋肉を作っていったんです。これがいわゆる「体幹トレーニング」ですね。佑都にはそれがフィットして、現在のあのような成果を生んでいるのでしょう。
※プロサッカー選手/日本代表、セリエA・インテルナツィオナーレ・ミラノ所属(2011.3月現在) |
■今後のトレーナー生活で注力して行きたいことは何でしょうか? |
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長年プロの選手を見ている中で、半分以上が怪我を持っています。その選手たちがどこで怪我をしているかと考えると、育成の頃、小・中・高の時代、つまりプロになる前に怪我をしているんですね。ストレッチでも練習メニューでも、本人に合ったものをやらなければ体に負担が来るし、怪我に繋がります。ですから、指導者の方々にその点を理解し、気をつけてもらえるように、我々トレーナーが教えていきたいですね。そうすることで選手たちの体を守りたいですし、怪我をしない状態でプロに近づいて行ければ、選手達は100%のパフォーマンスができるんですからね。
現在のプロの選手は半分が怪我を抱えていると言いましたが、つまりは100%の力が出し切れていないわけです。育成時期にトレーナーがしっかりと教育し、怪我のない状態でプロ選手へと成長していければ、日本のスポーツは強くなるのではないか、元気に明るくなるのではないかと思います。
当院では普及活動の一環として、ジュニア選手のトレーナーとしてメディカルチェックやトレーニング方法、テーピングの指導をしていますし、東京都中体連指導者講習会を行ったり、ボランティアで小学校、高校などにトレーナーを派遣してストレッチの講習会を行うなどの活動を行っていますが、今後も普及活動には力を注いで行きたいですね。 |
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■「こば鍼灸接骨院」についてお聞かせ下さい。 |
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お子さんから年配の方まで、日常生活での怪我から介護的治療やリハビリ、プロ選手の治療やコンディショントレーニングの指導と幅広く対応しています。またプロ・アマ問わずにトレーナーの派遣も行っている接骨院です。方針は「個人に合わせた治療と、生活の中での指導法」ですね。例えば腰が固いのであれば、背中から腰にかけて張りやすいわけですから、立ち仕事などの合間に、どのようなストレッチを取り入れれば良いのかを指導します。このような指導がメインになってきます。
一般の人であれ、スポーツ選手であれ、同じようなスタイルで行っていますので、一般の方にも気軽にお越し頂きたいですね。おじいちゃん、おばあちゃんも多く来られますが、つまづき、転倒予防に筋力をつけるような運動をアドバイスしています。また、メンタル面で寂しい思いをしているおじいちゃん、おばあちゃんもいらっしゃいますから、スタッフには明るく元気に接し、話しかけるように心がけてもらっています。元気がでれば食欲も出てきますし、そうなることで力もついてきますからね。スタッフには「誠意を持った対応、人の気持ち、痛みがわかるように頑張って下さい」と伝えたいですね。 |
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■最後に地域の皆様にメッセージをお願い致します。 |
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まずは体が資本ですよね。体があって仕事も出来る、運動も遊びも出来るんです。でも、体の中には何処かに弱点があります。それを知ってもらうことが次に繋がりますので、「こば鍼灸接骨院」では体の弱いところを見つけてあげたいですし、健康な体にしてあげたいと思って施術・治療にあたっています。また、スポーツでも上を目指したいのであれば、自分ではなかなかできない部分を当院のトレーナーがサポートしたいと思います。
また、プロのスポーツ選手が集まるところと言うのは、それだけ筋肉のこと、運動のことが解かるところなので、スポーツが上手くなりたい人には相談に来て欲しいと思います。また、痛みに関しても早めに相談して欲しいですね。佑都も痛みが出れば、「どうしたらいいでしょう?」と、今でもすぐにメールしてくるぐらいなんですよ。佑都からみれば、痛みが出た時にアドバイスをくれる人を持っている、悩みが出来た時に相談できる人がいるということなんですね。佑都のようなプロ選手でなく、一般の方でも悩みを聞いてくれるホームドクターであったり、トレーナーを持つことは重要なことだと思いますよ。
※上記記事は2011.5に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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