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笠井 直子 院長
カサイ ナオコ
NAOKO KASAI |
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かさい眼科 |
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生年月日:1962年11月5日 |
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出身地:神奈川県 |
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血液型:O型 |
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趣味:映画鑑賞、読書 |
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好きな本・愛読書:居眠り磐音 江戸双紙シリーズ[佐伯泰英](作中にはこの辺りの通りがそのまま出てきます。その点も含めて興味深いですね。) |
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好きな映画:GANTZ、ロード・オブ・ザ・リング |
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好きな言葉・座右の銘:一期一会 |
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好きな音楽・アーティスト:嵐 |
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好きな場所・観光地:宮古島、タヒチ |
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■眼科医を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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「あ、キレイだな」って思ってしまったんです。
大学に進んで様々な科を研修していくのですが、そこで眼科の手術に立ち会う機会があったんです。初めて目にする眼の中はとてもキレイで、神秘的で、眼の中にある不思議な世界に魅せられてしまったんです。
最終的に眼科を選択したのは、その多様性と言いましょうか。糖尿病が代表的ですが、眼を見ることで全身の疾患の徴候を察知することが出来る。眼を通して患者さんの健康をチェック出来ることに魅力に感じたからなんです。しかし最初の入り口としては、眼科が持つ“キレイさ”に触れたことが大きかったと思います。
筑波大学を卒業して慈恵医大の眼科に入局しました。勤務医として多くの病院で経験を積み、『かさい眼科』を開院したのが1998年のとこです。
私は4歳の時に大病を患ったことがあるんです。現代であれば何ていうことのない病気だったのですが、当時はなかなか病名がわからず、色々とたらい回しにされた挙げ句に結局3ヶ月ほどの入院生活を送ることになりました。その時に「自分のことがわからない」というのは何て不安なんだろうと思ったんです。自分に何が起こっているのか知りたいというのは当たり前のことだし、それをしっかり、わかりやすく説明の出来る町のお医者さんになりたいと考えるようになりました。
そんな経験からか、患者さんの気持ちに寄り添い、不安を和らげることの出来る医師でありたいと考えています。 |
■診療に際に心掛けていることをお聞かせください。 |
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病院を嫌いな方でも来院していただける病院でありたいですね。そのためには、わかりやすい言葉で丁寧な説明をすることが一つ。もう一つは自分の家族であればどうして欲しいか、ということです。
症状を説明されて選択肢を提示され、「どうしますか?」と言われ、困ってしまうというお話をよく耳にします。患者さんにしてみると、なかなか簡単に選べることではないと思うんです。といって一方的に医師の側が選択するのも何か違っているような気がします。
一緒に悩むこと。患者さんの立場に寄り添い、一緒に考えてあげるという姿勢が大事なことであると考えています。
不安な表情で来院された患者さんが帰りに少しでも笑顔になっていただけるよう、心を尽くしてまいりたいと考えています。 |
■お子さん達の治療についてお聞かせください。 |
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お子さんの視力を測るというのは実は難しいことなんです。眼の位置がずれてないか、斜視なのか、そうではないのか。その子に合わせた視力の測定方法が必要とされ、それを為すのが国家資格である視能訓練士の役割になります。
例えば眼鏡を作るにしても、視えれば良しということではなく、眼鏡によって視機能を伸ばすことを目的としていきます。本来は大学病院等でおこなう措置になりますが、当院は視能訓練士が常駐していますので、そうした措置を可能にしています。
私は埼玉にある小児医療センターに勤務していたことがありました。ここでは生まれつきの弱視のお子さんや斜視のお子さん、様々な症状を抱えたお子さんを数多く診てきました。
その私自身の経験に加えて、2名の視能訓練士のスキルを活かし、お子さんの治療に役立てていきたいと考えています。 |
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■眼の病と全身の疾患の関連性についてお聞かせください。 |
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糖尿病の疑いのある患者さんは特にですが、「眼底を調べてくれるように」と他科から依頼をお受けすることがよくあります。
眼科以外の分野の病気を発見したとして、ここで何かが出来るというわけではありませんが、疾患の種類によって適切に紹介していくという仕事は重要です。開業医には、他科との交通整理をつつがなくおこなう役目があると考えています。
「何か目がおかしいんです」と仰って来られた方がいらっしゃいました。その方はまぶたが意識することなく上がってしまう状態で、診てみれば甲状腺が腫れていて、バセドー病であることが判明しました。
全部が全部、重要な疾患につながるわけではありません。ですが、ただの疲れ目だと思っていた原因がドライアイであったり、緑内障であったりということもありますので、無用な心配を避ける意味でも眼科での診察を受けることをお勧めします。 |
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■最後に地域の皆様へメッセージをお願いします。 |
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我慢をされないほうが良いということですね。皆さん、少々のことならと我慢される方が多いのですが、気になることがあれば病院へ行かれたほうが良いと思います。自分では判断のつかない、訳が分からない症状で1人で苦しんでいる方も多いのですが、そうした不安を抱え込むよりははっきりさせたほうが良いと思います。
いざ受診してみれば問題がないことも多いですし、病気がわかれば、その対処の仕方も明確になります。不安を抱えた状態というのは1番宜しくないことなんですね。
「これくらいのことで・・・」という方もよくいらっしゃるんですが、お話だけでも構いませんので、どうぞお気軽に当院へお越しいただければと思います。
※上記記事は2011.7に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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