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土岐 清美 院長
ドキ キヨミ
KIYOMI DOKI |
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どき歯科医院 |
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生年月日:1954年5月4日 |
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出身地:東京都 |
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血液型:A型 |
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趣味・特技:スキー、里山歩き、食べ歩き、映画鑑賞 |
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好きな本・愛読書:弓と禅 |
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好きな映画:時代劇、アメリカンヒーローもの |
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好きな言葉・座右の銘:油断大敵 |
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好きな音楽:クラシック |
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好きな場所・観光地:尾瀬 |
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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設計構造と言うんですかね、模型やプラモデルが好きで、それが高じて建築家になろうと最初は考えていました。デッサンとかの勉強もしていましたね。ただ、当時私は身体があまり強い方ではなく、十二指腸潰瘍を患っていたりして、それを危惧した親に建築家になることを反対されたんです。
それならば「歯医者を目指そう」となったのですが、歯医者の仕事も設計管理という面では建築に似ている部分があります。歯医者が持つメカニカルな部分への小さい頃からの憧れというのも動機となりました。
日本歯科大学を卒業し、先輩の診療所に6年間ほどお世話になり、その後、新宿区で開業を致しました。当時、四谷にある有名な先生に師事をしており、セミナー等のお手伝いをする関係で先生の傍に医院を開いたんです。
その先生は異分野の方との交流が盛んで、その中に脳生理学を専門とされている禅の研究者の方がいらっしゃいました。その方のお話を聞いて私も興味を持ち、座禅に取り組むようになったんです。かなり辛い修行でしたが、10年ほど続けて、一応“見証の認め”を頂きもしました。禅の修行においてひとつのハードルを越えたという意味ですね。まあ、現在は家で座る程度でさぼり気味なのですが(笑)、おかげ様で本当の集中力というものが確実に身に付き、それは診療の上でも役に立っていると思います。
2006年に生まれ故郷である江東区に医院を移転しました。『どき歯科医院』のありますこのビルのオーナーは私の中学の同級生で、拝み倒してここを借り受けたんです(笑)。 |
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■『どき歯科医院』の診療方針についてお聞かせください。 |
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シンプル&コンパクトを心掛けています。オーバートリートメントを避け、過剰な治療しないということです。私はもともと師事していた先生の元で歯内療法、いわゆる根の治療を専門に学んできましたが、その他の分野である矯正や審美等については、技量のわかっている専門医の先生にお任せするというスタンスで診療をおこなっています。テクニックを磨くのは当然としても、やたらむやみに手を広げず、コンパクトに、自分の専門を絞って治療をおこなう姿勢が重要だと考えています。
それを踏まえた上で最も重要なのが患者さんとのコミュニケーションになります。意思の疎通を欠くようではどんな技術も知識も本当の意味で役に立つことにはなりません。常に人間力を磨きながら、患者さんと接していきたいと考えています。 |
■“口臭”についてアドバイスをいただけますか? |
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ドライアイは有名ですけど、ドライマウスもそれと同じくらい潜在的な患者さんがいると言われています。要するに唾液の分泌量が少なくなり口が渇いてしまう症状なのですが、唾液には匂いをシールドする働きがあり、これが少なくなることよって口臭が出てくるようになるんです。
私の知り合いの歯医者にも口臭で悩んでいる人がいました。歯医者ですから、言ってみれば死活問題ということで、ありとあらゆる方法を試したそうなんです。それでしばらく経って会ってみたら匂いがしないんですね。「どうした?」と聞いたところ、「プロフレッシュを使ってる」と言うわけです。早速自分も購入して試したところ、確かに効果がありました。
ドライマウスの根本的な治療は唾液の量を増やすためにトレーニングを積んだり、食生活の改善を図る必要があります。私のところでは腎機能の効率を上げるために足踏み体操を指導したりもしています。
これらの治療をおこなうことで徐々に改善に向かいますが、口臭は喫緊の問題です。程度によりプロフレッシュ等の口臭ケアをおこないつつ、治療もまたおこなっていくのが賢い対策と言えるかと思います。 |
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■「歯と全身の健康」についてお考えを聞かせていただけますか。 |
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明治時代くらいまでは「口を治してから入院しろ」と言われていたそうです。現在、歯周病など口の病気が全身の健康状態に影響することが盛んに言われるようになっていますが、昔の人はエビデンス(根拠)がなくとも経験則で知っていたわけです。
少し前までは歯医者の治療は「削って詰める、削って被せる」といったことが主流でした。それがいまでは口を通しての全身の健康管理にまで及んでいることに時代を感じますね。当院では、例えば糖尿病の疑いがある患者さんには通院をすすめたりもしています。私もだいぶ年を取りましたから、多少分別臭いことを言っても聞いてもらえるようになってきました(笑)。「なんだ、この若造が」という年でもないですから、気になることがあれば注意を喚起していきたいと考えています。 |
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■最後に地域の皆様へメッセージをお願い致します。 |
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座禅にしてもそうですが、なんでも自分で経験することに意味があると思っています。近頃は糖質制限食だとか玄米食だとか、身体に良いことに色々と取り組んでいます。別に私自身が糖尿病というわけではないのですが、実体験することでコミュニケーションの幅が広がったり、色々と役に立つことはあると思うんです。歯の治療をおこないながら、全身の自助自立のお助けが出来れば良いと思いますね。まあ、糖質制限食だとかは「健康オタクなんだから・・・」と多少、周りにうるさがられている自覚はありますが(苦笑)。
2005年にこちらに移ってからは幼稚園の園児を診たり、なるべく地元に貢献していきたいと取り組んでいます。レベルは高く、時には辛口なことも言いながら、地域の方の健康に寄与していければと思っています。
※上記記事は2011.12に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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