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小椋 功 院長
オグラ イサオ
ISAO OGURA |
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コジマ亀戸動物病院 |
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生年月日:1962年8月7日 |
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出身地:東京都 |
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血液型:O型 |
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趣味・特技:寝ること、もの作り、音楽(聞くこと、歌うこと) |
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好きな映画:ビッグ・ウェンズデー |
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好きな言葉・座右の銘:人間万事塞翁が馬 |
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好きな音楽・アーティスト:ドゥービー・ブラザーズ、イーグルス、エンヤ |
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好きな場所・観光地:自然がいっぱいな場所 |
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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月並みな話になりますが、小さい頃に飼っていた犬が病院にかかったことがそもそもの始まりになります。まだフィラリアの予防がない時代のことで、手術をしてもらったものの、術後の回復が思わしくなくそのまま病院で息を引き取りました。家ではなく、病院で死んでしまったのが子供心にすごく可哀想で、自分がお医者さんになって助けてあげられるようになればと思ったのがこの道に進む動機となったのです。
大学を卒業後、外科を中心に診ておられた開業医の先生の元で学び、その後に既に開業していた大学の同級生を手伝う形で診療を続け、1997年に『コジマ動物病院』で勤務を始めました。早いものでもう14年が経ったことになります。(2011年11月現在)
友人の病院を離れる際、自分で開業をしようという気持ちもなくはありませんでした。ただ、私の性格的にそうなると24時間区切りがつかなくなるだろうなという予想がありました。勤務医であればある程度の区切りがつくのでは、と考えたんですね。ところが、現実はそう甘くはなく、妻には「定時に帰れるって言ったのに・・・」と最初のうちは随分と言われたものです(苦笑)。 |
■『コジマ亀戸動物病院』の概要についてお聞かせください。 |
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当院は獣医師が14名、看護士が12名という大所帯の病院になります。常時、獣医師4~5名が対応する体制をとっており、予防医療から一般診療全般にわたった一次診療病院として皆様にご利用いただいております。
『コジマ動物病院』はペットショップと併設した形をとっており、患者さんはペットショップで犬や猫をお求めになった方と、一般の方がおおよそ半々といったところになります。ペットショップと併設している性格上、本当に産まれたての子犬から老犬に至るまでをくまなく診ることになり、その知識と経験が診療に活かされていると考えています。
多くの症例を診てきた複数の獣医師がカンファレンスを通じて多角的に病気を捉え、正確で思いやりのある医療を皆様に提供していきたいと考えています。 |
■ペットショップと並立する病院の役割についてお聞かせください。 |
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日本全体でどれくらいペットを飼育されているご家庭があるかをご存知でしょうか。おおよそですが、全世帯の4分の1と言われています。多いとお思いになる方もいらっしゃるでしょうが、逆に言えば4分の1に過ぎないという見方もあると思うんです。
この国ではペットショップという存在はいまだ良より悪と見られることが多いというのが現実です。生命を売買するという行為がそうしたイメージにつながっているものと思われます。ただ、私どもの願いはより多くの人に動物を飼うことの良さを享受してもらいたいということです。そのためには生命を提供するだけで終わるのではなく、医療サービスまでを網羅する当院の役割や意義は決して小さくないと考えています。
大切なペットを生涯にわたってサポートさせていただき、より多くの方に動物を飼うことの素晴らしさを知っていただきたいと考えています。 |
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■予防医療にまつわる院長先生の考えをお聞かせください。 |
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人間も犬も猫も同じで、問題が起こってから医療を求める時代から、病気が起こるのを防ぐ予防医療の役割が重要視される時代となってきました。
当院では血液検査やレントゲン検査に加え、飼い主の方との問診をおこなう『アニマルドック』をおこなっています。病気を未然に防ぐにはまだ若い段階から定期的に状態を把握していく健康管理が重要となるのです。人間ドックならぬ『アニマルドック』を一般にご利用される方が多くなってきました。
私が子供の頃にも獣医さんはあったと思うのですが、せいぜい「最後くらいは先生に診せておこうか」というくらいのもので、現在とはほど遠い状況でした。その意味では現在という時代はペットに関する変革期にあたるのだろうという感慨をあらたにしています。
一般にペット先進国と言われる欧米と日本のペット環境とを比べると2、30年の差があると言われています。確かに災害時の避難の姿勢ひとつとっても違う部分があるとは思います。事情は異なっても、あちらでは動物達と一緒に避難するというのが普通のことですからね。
ただ、そうは申しましても欧米の全てを真似する必要はないとも思っています。参考にするべき点は多々あっても、日本人は日本人ですから、その価値観を踏まえた動物との付き合い方があると思うのです。日本独自の「動物と人の幸せな関係」を探っていく必要あると考えています。 |
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■最後に地域の皆様へメッセージをお願いします。 |
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動物を飼うことにより生活は大きく変わることがあります。以前、自閉症で困っていたお子さんが犬を世話するようになって生活が一変したケースを実際に目にしたことがあります。「守らなきゃ」「育てなきゃ」という気持ちが自分を一歩前に進ませる気概を持たせるんですね。より多くの方に動物と共にあることの幸せを感じていただきたいと思います。
『コジマ亀戸動物病院』は飼い主の方との対話をなりよりも大切に考え、よリ一層地域の獣医療に貢献していきたいと思っております。何かお困りの時はもちろんのこと、散歩のついでに立ち寄っていただくなり、相談がてらどうぞお気軽に当院をご利用ください。皆様のお越しをお待ちしております。
※上記記事は2011.12に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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