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田宮 栄治 副院長
タミヤ エイジ
EIJI TAMIYA |
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江東病院 |
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生年月日:1964年6月19日 |
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出身地:東京都 |
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血液型:A型 |
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趣味・特技:車を買うこと |
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好きな本・愛読書:医療関連書籍 |
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好きな映画:邦画 |
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好きな言葉・座右の銘:千里の道も一歩から |
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好きな音楽:ニューミュージック |
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好きな場所・観光地:京都 |
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■ご自身のこれまでの経緯と、『江東病院』の成り立ちについてお聞かせください。 |
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『江東病院』は昭和30年(1955年)に開院した、江東区でも最も歴史の長い病院です。開院以来、「患者さんに親切で誠実な医療を提供する」を理念とし、地域に密着した病院として今日までを歩んできました。
自身のことを申しますと、私は大学を卒業して『JR 東京総合病院』に籍を置き、そちらで20年余りを循環器内科の医師として過ごしてきました。その後、2002年に『江東病院』へと場所を変えて10年余りの月日が経とうとしています。専門である循環器内科の診療を通じ、地域の皆様の健康に少しでも役立っていきたいと考えています。 |
■『江東病院』の概要についてご紹介ください。 |
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『江東病院』は2010年に病院の全面的改修をおこない、血液浄化センターや呼吸器・感染症センター、消化器センター、睡眠時無呼吸センター等の診療科を開設し、より専門性の高い医療を提供すべく新たなスタートを切った形となります。また、今年度(2013年)より全日24時間の小児診療をおこなえる体制を整え、地域のお子さまの健やかな成長に今後ますます寄与していきたいと考えています。 実際の診療以外の面では、専門医によるセミナーを年間にして50回以上開催しています。地域の皆様の健康づくりや生活の質の向上に少しでも貢献出来るよう、今後も様々な情報を発信していきたいと考えています。 |
■ご専門である冠動脈疾患について教えてください。 |
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当院では冠動脈が狭くなってしまう疾患(冠動脈疾患)を診断する機器として、最新の80列高速ヘリカルスキャンCT装置を導入しています。このCT装置は、従来のものと比較して短時間での撮影を可能としており、より低被爆での診断をおこなえるものとなっています。また、解像度に優れ、冠動脈の形態や狭窄のみならず、ある程度のプラークの性状までを把握することが出来ます。
CT装置での診断の結果、相応の処置が必要な方については、PCI(冠動脈インターベンション)をおこなって対処していきます。私は循環器内科の医師として長い間、このPCIに携わってきました。PCIとは、血管の中にカテーテルを通し、病変にステントと呼ばれる金網を残して血管を広げる治療です。これによって、血液の流れを滞らせることを防ぐというものになります。 |
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■地域の中核病院としての取り組みにはどんなものがありますか? |
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当院では医療連携情報システムの導入を予定しています。これは、患者さんの同意に基づき、地域のホームドクターと当院の外来・病棟との診療情報を共有化することで、よりスピーディーで細やかな対応を目指すものです。患者さんの立場からすれば、例えば検査のために訪れた病院で、これまでの経過を説明する手間を簡略化することが可能になります。また、夜間や救急時にも速やかな対応が出来るようになると期待されます。
システムを完全に稼動するためにはまだまだクリアしなければならない課題もありますが、このシステムを充分に活用することにより、より患者さんの利便性を追求した診療が可能になると考えています。 |
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■最後に地域の皆様にメッセージをお願いします。 |
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65歳以上の3人に1人の方は、急性の心筋梗塞が生じても"無痛"だと言われています。これが何を意味するかと言いますと、狭心症や心筋梗塞等の冠動脈疾患に関しては、症状や心電図等が当てにならないということになります。
これを防ぐには、先に申しましたように、精緻な検査をおこない、しかるべき処置をおこなう必要があります。糖尿歴の長い方、高血圧や高脂血症、あるいはタバコを吸われる方等、リスクファクターが多い方は、まずはご相談いただければと思います。
『江東病院』では患者さんからのご相談を承る医療相談室を設け、4名からなるメディカル・ソーシャル・ワーカーが、患者さんご本人やご家族の抱える社会的、心理的状況をふまえての医療環境の整備に関してのアドバイスをおこなっています。知りたいこと、相談したいことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
※上記記事は2014.1に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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