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ファミリークリニックひきふね

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梅舟 仰胤 院長
インタビュー
梅舟 仰胤 院長 ウメフネ ギョウタネ
GYOTANE UMEFUNE
ファミリークリニックひきふね
出身地:東京都
趣味:スノーボード、バイオリン、アジアンリゾート巡り、けん玉、宴会の盛り上げ
好きな本:推理小説
好きな映画:カンフー映画
座右の銘:誠心誠意
好きな音楽・アーティスト:ショパン、X JAPAN
好きな場所:北の丸公園
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■小学校時代の体験から医師になり、消化器内科を専門に研鑽を積む
私が医師になったのは、小学2年生のときに友人を亡くしたことが1つのきっかけでした。骨肉腫に苦しむ友人に、自分は何もしてあげることができなくて。そのときの経験は心のどこかにずっと残って、高校時代に自分の進路を考えたとき、フッとよみがえって来たんですよね。もしも私に医師としての知識と技術があれば、少なくとも自分のまわりにいる人のことは助けてあげられるのではないか。家族や友人など、自分の近しい人たちの力になりたいという想いで、医師を志すようになりました。
自分の専門として消化器内科を選んだのは、あまりにも多くの方が消化器系のがんで亡くなっていく現実を目の当たりにしたためです。今や日本人の2人に1人ががんになると言われ、日本人の死亡率トップ5には、胃がんや大腸がんなどの消化器がんが並びます。そのため、医師の中でもとくに消化器の専門医になることができれば、より多くの方々の健康に貢献できると考えたのです。開業した今も週に一度の外来診療を担当している東京大学病院のほか、日本赤十字社医療センター、大学の関連病院などで消化器内科医としての経験を積み、スキルを磨きました。

梅舟 仰胤 院長 梅舟 仰胤 院長

■豊富な臨床経験をもとに、診療の舞台を地域の中のクリニックへ
大学病院などで勤務医をしていた頃は、消化器疾患を中心にした先進的な医療に携わり、多くの患者さんの治療に尽力してきました。内視鏡検査のスキルを磨くとともに患者さんを精神的にもサポートするなど、治療成績の向上をめざして誠心誠意、努めてきました。とは言いましても、大学病院などにお越しになる患者さんは、すでに「胃がん」や「大腸がん」などと診断され、受診なさっている方ばかりで。長きにわたって診療を続けるうちに、もう少し早い段階で病気を見つけてさし上げることができないものかと考えるようになったのです。
それはちょうど、私が医師になってから10年という区切りの時期でもありました。まだまだ十分に動けるフットワークの軽いうちにという気持ちもあって(笑)、自分が診療する舞台を地域の中のクリニックに移すことを決意しました。ここ曳舟は近年になって再開発が進み、ファミリー層を中心に人口が急激に増加しているエリアです。働き世代をしっかりとサポートし、同時に小さなお子さんからご高齢の方まで、ご家族のみなさんにお越しいただきたいと考える私にとっては、まさに理想的な場所でした。私の名前である「うめふね」と「ひきふね」、何とも言えない親近感もありまして(笑)、2017年に『ファミリークリニックひきふね』を開設いたしました。

■地域に根差した「かかりつけ医」として、あらゆる世代に安心の医療を
梅舟 仰胤 院長『ファミリークリニックひきふね』は名前の通り、ファミリーのみなさんに揃ってご来院いただける、地域に根差した「かかりつけ医」です。0歳児からの予防接種、ちょっとした風邪の治療や生活習慣病の管理、そして私が専門とするおなかのトラブルなど。毎日の生活の中で感じる体の不調、お悩みなどを気軽にご相談いただけるような、そんな場所でありたいと思っています。クリニック前の通りからそのままお入りいただける院内は、目にもやさしいグリーンを基調にし、患者さんにゆっくりリラックスしていただけるスペースになっています。地域の皆様に気軽にご来院いただけるようになるべく敷居を低く、少しでも入りやすいようにと考えて、いろいろ工夫したんですよ(笑)。
まずは、患者さんに足を運んでいただくこと。それがなければ病気の早期発見はおろか、私がこれまで培った知識や技術を地域医療に役立てていくことはできません。多くの方にクリニックを受診していただけるようにと考えて平日夜7時まで、水曜日は夜9時まで診療しています。また、週末の土曜日・日曜日も診療しておりますので、忙しいビジネスパーソンにも無理なくお越しいただけるのではないでしょうか。こうして通院しやすい環境を整えるとともに大学病院と同等レベルの医療機器を備え、私をはじめ全スタッフが患者さんお1人お1人寄り添いながら安心の医療をご提供したいと思っています。

■苦痛のない胃・大腸カメラにより、曳舟から胃がん・大腸がんで亡くなる方をゼロに!
地域密着型のファミリークリニックとして、内科医として。私は、近隣にお住いの方々が何かお困りのときにまずご相談いただけるような、最初の窓口でありたいと思っています。とくに、「おなかの病気」は私の専門分野ですので、地域の中の身近な場所で質の高い医療をご提供できるものと思います。私はこれまで、5,000症例以上の内視鏡検査・治療に携わり、そうした経験をもとに当クリニックにおいても苦痛のない内視鏡検査を実践しています。大学病院などを受診するのは少々ハードルが高いものがあるかと思いますけれど、町のクリニックであればそれほど気負わずに検査を受けていただけるのではないでしょうか。
クリニックの開設にあたって、私の中には「病気を早期に発見するチャンスを広げていく」という目標がありました。そのためにはまず、少しでも多くの患者さんに内視鏡検査を受けていただくこと。そして、「楽な検査だった」と感じていただくことによって、定期的な受診を心がけていただく必要があります。当クリニックが掲げる「消化器病専門医による苦痛のない内視鏡検査」、この言葉に決して偽りはありません。患者さんの全身状態に配慮しながら、絶妙な量の鎮痛剤や鎮静剤を使用して。胃であれば5分、大腸であれば15分ほどの検査を終えると、ほぼすべての患者さんが「こんなに楽なの?」「もう終わったの?」と驚かれます(笑)。もしも、手術などの専門治療が必要な場合も、東京大学附属病院や東京曳舟病院へ責任をもってご紹介いたしますのでご安心ください。「曳舟から、胃がん・大腸がんで亡くなる方をゼロにする」ことをミッションとして、その実現のために尽力していきたいと思います。

■これから受診される患者さんへ
『ファミリークリニックひきふね』は京成線「曳舟駅」から徒歩1分、東武線の駅からも歩いて3分ほどの場所にあります。私は、地域の皆様の「かかりつけ医」として幅広い症状を診療するほか、おなかの病気のスペシャリストとして内視鏡検査を含めた質の高い医療をご提供していきたいと考えています。また、消化器内科医として東京大学附属病院と東京曳舟病院で外来診療を担当していることで、顔の見える医療連携をおこなうことができるという点も、当クリニックならではの特長と言えるでしょう。総合病院とクリニック、それぞれのメリットをいかしながら、地域の皆様の健康を見守っていきたいと思います。

※上記記事は2017年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

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