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竹内 透 院長
タケウチ トオル
TAKEUCHI TORU |
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竹内小児科医院 |
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出身地:山口県(宇部市) |
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趣味・特技:音楽、雑読 |
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好きな本・愛読書:小説(宮沢賢治・夏目漱石など) |
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好きな映画:千と千尋の神隠し、サウンド・オブ・ミュージック |
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好きな音楽:ベートーベン、シューベルト、グレン・グールド(ピアニスト) |
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好きな場所・観光地:山岳地域 |
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座右の銘:春風駘蕩 |
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■なじみのある地域で子供達への医療を。 |
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大学の時、友人が小児科の研修を受けていたことに触発されたのがきっかけです。もともと子供好きということもあり大学を卒業するころには小児科を選択しようと決めていました。
もともとこの場所は先輩の医師が開業をしていた場所でした。また、大学の研修先が墨田区の同愛記念病院だったことも影響していると思います。研修先の墨田区が近いのでいい場所だなと思い、先輩の方にれる形で平成2年に今の場所に開業することになりました。
(東京メトロ半蔵門線・都営新宿線 住吉駅 徒歩10分) |
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■国のガイドラインに沿った感染症対策を実施。 |
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当院のでは小児科の他、アレルギー科や呼吸器科も診療しています。
訪れる患者さんは9割以上がお子さんですが、1割近く大人の患者さんもいらっしゃいます。大人の方は風邪などの日常での体調不良での受診の他、高血圧や糖尿病、高脂血症などの慢性疾患をお持ちの方が多いですね。また、お子さんを連れてきたことをきっかけにして親御さんが受信されることもあります。お子さんと一緒にインフルエンザや手足口病などに感染して来院される方もいらっしゃいますね。
お子さんの場合はやはりお腹や咳など、風邪の症状での受診が多いですね。
また、アレルギー関連の疾患では花粉症、アトピーなどの疾患が増えています。昔と比べるとぜんそくの患者さんは比較的減少していますね。
院内の設備としてはレントゲン設備とCRP値などの測定が5分から10分程度の時間で検査できる査機器があります。0歳児をはじめとした幼少のお子さんの場合、バイ菌による重篤な病気が隠れている場合がありこうした検査をする必要がある場合があります。入院の必要の有無や他院へ紹介するべきかどうかを判断する材料に使います。
また、小児科を受信する際に心配なことの1つとして、風邪などの感染症を他のお子さんにうつしてしまったり、逆にもらってしまったりすることがありますね。私も診察している中で、親御さんからそうした声を聞くことがあります。
国のガイドラインでは一般診療と健康時に受けるワクチンなどは接種時間を分かることやできれば場所を分けることが望ましいという指導がされています。
当院では、予防接種や乳児診療の時間と一般小児診療の診療時間を分けていることも特徴の一つです。また、隔離室を設けているので、感染症をうつしてしまったり、もらってしまったりといったリスクはだいぶ軽減することができます。お子さんの感染症対策に関して、しっかりと取り組んでいますので安心して下さい。 |
■アレルギーの対症療法から根治療法へ。 |
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具体的な症例では、長年取り組んできたアレルギー疾患について力をいれており、これからも勉強を続けてより良い治療に取り組んで行こうと考えています。
私の医院でも昔と比べるとアレルギー疾患は増えてきていると思います。アレルギーの症状には皮膚の問題や気管、鼻など様々な問題がありますが、風邪をきっかけにして悪化する場合もあります。ですから、風邪を診る場合でも治りが悪い場合にはプラスアルファの部分で診て行くことも必要と考えています。
アレルギーの治療に関しては対症療法が主になってことが多いですが、長期的に見た場合にはアレルギーを発症しないようにする根治療法を行っていくことも必要です。
まだ、クリニックでは実施している所は少ないですが、当院でも少しずつ根治療法である免疫療法に力を入れ始めています。昔は注射での治療が主な方法だったのですが、最近では舌下免疫療法を取り入れています。この療法は12歳以上のお子さんから大人の方まで幅広い年代の方に適用可能です。ずっと花粉症に悩んでいる方や一日中薬を手放せない方などに勧めたいなと思いますね。 |
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■患者さんに寄り添ったゆったりとした診療スタイル。 |
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お子さんに対してはおもちゃで遊んでもらいながら診察を行っています。しかし、小児科の治療では親御さんのケアがお子さんにとってとても大事になってきます。服薬や日頃のお世話など、お子さんの病気はお母さんやお父さんが治すといえるからです。ですから親御さんに、家庭での看護や治療への助言をしっかりと行うことに心を砕いています。親に持病があったり、忙しすぎたり、精神的に不安定だったりすると子供の治療もなかなかうまく行きません。お子さんの診察をすることはもちろんですが、親の状況も良く知ることも同じ位大切だな、と思っています。そのために、しっかりと説明をして、お話を聞くことはもちろんですが、親御さんが聞いてくださることにしっかりお答えするようにしています。
結果として、お一人への診療時間が延びることになります。(笑)だいたい平均すると7分位にはなってしまいますが、私の場合にはいくら急いでもこれが自分のペースです。しっかりと治療をして行きたいのでこれで良いと思っています。
今は診察の予約にはネット予約を取り入れています。もちろん、急な疾患の場合は予約診療の合間に拝見しますが、以前と比べると患者さんの待ち時間が半分以下になっています。また、待ち時間の確認も可能なので遅い時間まで待つこともなく楽に診察を受けることができると好評頂いているようです。 |
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■子育ての時期は今しかありません。楽しんでください。 |
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「子育てを楽しんでやってください。子育てを楽しむ余裕を持ってください」言いたいですね。
子どもはあっという間に大きくなってしまいます。子育ては確かに大変な面もありますが、特に小さいころの5~6年は後で振り返ってみるとその時間は親子にとって楽しくて大切な時間です。親御さんが苦しい時にお子さんの様子にふと、慰められることがあると思います。お子さんとの今しかない短い時間を大切にして楽しんでほしいな、と思いますね。
また、ここ2~3年で発達障害のことを意識することが増えました。昔はそうしたお子さんに対しては元気だなぁ…とだけ感じていたのですが、最近は私自身勉強して理解も深まった気がします。
育てづらいと感じるお子さんの中にも明確に診断されていないグレーゾーンのお子さんもいるのではないかと思います。
親御さんや周りの理解や関わり方が変わることで良い方向に向かうのではないかとも思っています。しかし、現状ではそうしたお子さんを専門に見てくれるクリニックはそれほど多くありません。
私自身講習に参加して「こころの相談医」という資格を取りましが、まだまだ、対応力や知識の面で足りない部分もあると感じています。まだまだ、修行中の身ですが、将来的にはどもりやチック症も含め、発達障害などの症例により詳しくなり、患者さんやご家族にアドバイスをできればと考え準備中です。
虐待してしまうと心配です。と言われるお母さんもいらっしゃいます。小児科医として相談にのりたいと考えていますので、診察の際に心配なことがあればご相談して下さい。
※上記記事は2017年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。 |
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